d次元の時系列データや埋め込みデータのポアンカレ切断面リカレンスプロットを表示します。
ポアンカレ切断面リカレンスプロットは、注目している点 から次のステップの点 (Tはラグ、通常は1)へのベクトル を法線ベクトルとし、かつ注目している点を通る超平面によって定義されるポアンカレ切断面を同方向に通過する軌道の交点へのユークリッドノルムから作成します。つまり、軌道が近くても逆方向であれば距離計算されないことから、すべての (i,j) の組み合わせで点がプロットされるわけではありません。ちなみに、プロットされる図は対角線で線対称にはなりません。
この機能で計算された結果は、1.1.11 ポアンカレ切断面及び、1.1.12 ポアンカレ写像で利用されます。