Netscape Communicator のカスタマイズ - X11 Resources
[戻る] [English Page]
中国語(繁体字、簡体字)、日本語、韓国語の印刷用フォントの設定
X11 のリソースを設定して Netscape Communicator の中国語、日本語、韓国語のPostScript印刷のための設定を行ないます。但し、以下の説明は、Ghostscriptにおいて、gs-cjk拡張を行なったgsをターゲットとしています。
-
中国語(繁体字) - フォントの設定がNetscapeのリソースで"???"になってしまっているので、適切なフォント名およびエンコーディング名を記述します。後述する例を参考にしてみて下さい。
-
中国語(簡体字) - これも同様に、フォントの設定がNetscapeのリソースで"???"になってしまっているので、適切なフォント名およびエンコーディング名を記述します。後述する例を参考にしてみて下さい。
-
日本語 - 既定値で特に問題ありません。但し、Ryumin-Light(-RKSJ-H)フォントがgsで使えないといけません。gs-cjkの設定に応じて、フォントの設定をNetscapeのリソースで変更してもよいでしょう。
-
韓国語 - 既定値で特に問題ありません。但し、SMgoJフォントがgsで使えないといけません。gs-cjkの設定に応じて、フォントの設定をNetscapeのリソースで変更してもよいでしょう。後述する例を参考にしてみて下さい。
私の環境での、Communicator 4.7x の場合のリソースの設定例を紹介します[2001/6/22新規]。
このファイルを環境(gsの設定やプリンタ等)に応じて編集し、`xrdb -merge ~/.Xdefaults.netscape.fonts-print`するか、~/.Xdefaults
もしくは ~/.Xresources に追記しておけば、次に立ち上げた netscape で新たなフォント設定が有効となります。以下は、デフォルト値との差分を紹介してます(パッチではないので注意)。
コメントアウトされている設定も参考にしてみて下さい。一応、私のところでは動作確認済みの設定を記述してあります。
Communicator のキーバインディング
X11 のリソースを設定して Netscape Communicator のキー操作を拡張、修正します。ここでの例では以下のようなキー操作が出来るようになります。Emacs
ライクなキーバインディングを目指していますが、それほど徹底するつもりはありません。
-
ブラウザ、キーバインデイング
-
Ctrl+B: 前のページ
-
Ctrl+F: 次のページ
-
Meta+L: 再描画
-
Meta+R: 再読込
-
Ctrl+P: 行スクロールアップ
-
Ctrl+N: 行スクロールダウン
-
Ctrl+[: 横スクロール左
-
Ctrl+]: 横スクロール右
-
Meta+V: ページアップ
-
Ctrl+V: ページダウン
-
エディタ、キーバインディング
-
Meta+W: コピー
-
Ctrl+W: カット
-
Ctrl+Y: ペースト
Communicator 4.7x の場合のリソースの設定例を紹介します [2001/6/22更新]。
このファイルを`xrdb -merge ~/.Xdefaults.netscape.translations`するか、~/.Xdefaults
もしくは ~/.Xresources に追記しておけば、次に立ち上げた netscape で新たなキーバインディングが有効となります。以下は、デフォルト値との差分を紹介してます(パッチではないので注意)。
大した設定ではないのですが、慣れるととても便利です。
Copyright (C) 1999, 2001 Taiji Yamada