XPM Tools
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Copyright (C) 1998,2000 Taiji Yamada <taiji@aihara.co.jp>
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xpmextramask
xpmextramask [-m mask_value] [-n none_value] <
input.xpm
> output.xpm
透過のピクセルをもつ XPM ファイルから、透過のピクセルのみを取り出したマスク画像を
XPM ファイル形式で出力する。
% xpmextramask < .xpm
> .xpm
% xpmextramask -m None -n black < .xpm
> .xpm
xpmmergemask
xpmmergemask [-m mask_file] < input.xpm > output.xpm
指定した透過のピクセルから成るマスク画像を入力 XPM ファイルに重ね合わせる。
% xpmmergemask -m .xpm
< .xpm
> .xpm
マスク画像は、必ずしも透過とマスクのピクセルのみで構成されてなくてもよい。
% xpmmergemask -m .xpm
< .xpm
> .xpm
xpmextramask と xpmmergemask の組合せで、透過ピクセルを退避させ、以下のように
netpbm の画像処理コマンドを施すことが出来る。
% convert -sample 16x16 .xpm .xpm
% xpmtoppm < .xpm
|pnmscale -xsize 16 -ysize 16|ppmquant 16|ppmtoxpm > .xpm
% xpmmergemask -m .xpm
< .xpm
> .xpm
xpmnamecolor
xpmnamecolor [[-s rgb.txt] -d rgb.txt] [-u] [-v]
< input.xpm > output.xpm
入力 XPM ファイルの色を /usr/X11R6/lib/X11/rgb.txt の RGB カラーデータベースファイルのエントリの名前に置き換える。RGB
カラーデータベースファイルは '-d' オプションで指定できる。色の値がデータベースにない場合、デフォルトでは置き換えは行わないが、'-u'
オプションにより RGB で距離の最も近い色の名前で置き換えられる。さらに '-v'
オプションにより、色の名前ではなく '#c8c8c8' のような値で出力することも可能。
% xpmnamecolor -u < .xpm
> .xpm
xpmnamecolor は、ImageMagick の convert コマンドの '-colors' オプションや
netpbm の ppmquant とは別の意味での減色方法を与える。つまり、rgb.txt カラーデータベースを複数の画像で共有して
xpmnamecolor を '-u' オプション付きで適用することにより、複数の画像全体の使用カラー数の節約を計ることが出来る。
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