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また、日本語が表示可能なスクリプトコマンドは xcalendar-j.cgi で、英語でカレンダーを表示するスクリプトコマンドは xcalendar.cgi となっています。これらは実体は同じもので、自分自身の名前で言語が変わるようになっています。
xcalendar.cgi はデフォルトで今月のカレンダーを表示し、今日の予定データが存在すれば、予定データの内容も併せて表示します。'>' リンクで次の月、'<' リンクで前の月のカレンダーを表示します。リンクがある日付は、その日の XCalendar のデータが存在することを示しています。そこを閲覧すると、その日の予定データを表示します。
但し、安全の為に、そのまま xcalendar(-j).cgi をブラウズ可能なディレクトリにインストールしただけでは、XCalendar のデータは表示されません。xcalendar(-j).cgi をインストールするディレクトリを ~/public_html/private/ として、以下の、シンボリックリンクとパーミッションの変更の作業が必要になります。
% cd ~/public_html/privateもし、他人に自分の予定データを見られたりしたくない人は、インストールするディレクトリ、この場合 ~/public_html/private/ の .htaccess ファイルの設定を適切に行うなどする必要があります。もし、ウェブサーバの .htaccess ファイルによる制限では不十分であると考える人は、上記のシンボリックリンクとパーミッションの変更は行うべきではありませんし、予定データの表示は諦めて下さい。
% ls
xcalendar-j.cgi@ xcalendar.cgi*
% ln -s ~/Calendar .
% chmod go+rx ~/Calendar
[2000/5/12 追記] バージョン 0.999 から xcalendar-j.cgi は、
また、ウェブサーバを HDML 対応にするには、Apache などの場合、以下のような .htaccess を置けばいいのだと思います。
但し xcalendar-j.cgi では、2行目は必ずしも必須ではありません。AddType text/x-hdml .hdml AddType image/bmp .bmp
このスクリプトの利点は、「国民祝祭日」だけでなく自分の「所属機関の休日」のデータを参照して、これらが既に記入されているカレンダーが印刷できるということにあります。さらに、システム手帳サイズ(バイブル、ミニ、ポケット)への印刷をサポートしているので、自分で穴を空けさえすれば、そのままシステム手帳用のカレンダーとして使えます。
2000年のカレンダーの実行例をいくつかあげておきますので、詳細は `-help' を読んでお使い下さい。祝祭日、休日のデータ作成については、オリジナル xcalendar(1) のマニュアル及び、拙作の XCalendar の休日ファイル拡張パッチについてのサイトを御覧下さい。
2000年のカレンダー、A4、カラー
% xcalendar.pl -paper=a4 -color 2000 | lp2000年のカレンダー、A4、横向き、白黒
% xcalendar.pl -paper=a4 -landscale -mono 2000 | lp2000年のカレンダー、ポケットサイズ [76x126(mm)]、カラー
% xcalendar.pl -paper=pocket -color 2000 | lp2000年のカレンダー、バイブルサイズ [95x170(mm)]を見開きで、カラー、切り取り線付き
% xcalendar.pl -paper=bible2 -fold=saddle -cutline -color 2000 | lp2000年のカレンダー、ミニサイズ [80x126(mm)]を見開きで、切り取り線、折り込み線付き、白黒
% xcalendar.pl -paper=mini2 -fold=saddle -cutline -foldline -mono 2000 | lp