一行が離散時間の一ステップに当たります。
一行のなかで、空白またはタブで区切られたデータがそれぞれ各次元の値になります。CSV形式の場合、一行のなかで、カンマ(``,'')で区切られたデータがそれぞれ各次元の値になります。
有効なデータの最初の行のデータ数がそのファイルの次元になります。
データの次元(一行のなかのデータ数)は全ての行で同一でなければなりません。
``#''で始まる行はコメント行として扱われます。ただし、コメント行はファイルの先頭と末尾にだけ置くことができます。データの途中にコメント行が現れると、ChaosTimesはデータはそこまでと判断します。
空行は無視されます。
図3.1のようなファイルの場合、最初の6行がコメントで、7行目から有効なデータになります。有効データは2次元でデータ数(ステップ数)10です。
図3.2のようなファイルの場合、最初の6行がコメントで、7行目から13行目までが有効なデータになります。14行目はコメントで、15行目以降は無視されます。有効データは2次元でデータ数(ステップ数)7です。